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インフラ鋼材の劣化機構解明を担う表面科学スペシャリスト

  • 物質・材料・デバイス

勤務形態

正社員

募集部署

先端集積デバイス研究所

募集部署概要

国内外においてインフラ設備の老朽化は深刻な社会課題となっており、維持管理の高度化・省人化は持続可能な社会の実現に向けた重要テーマとなっています。当研究グループでは、レーザ技術を中核とし、センシング、ロボティクス、材料科学、腐食科学などの異分野技術を融合することで、インフラメンテナンスの省人化・省力化に資する施工自動化技術および補修周期延伸に資する高品質化技術の研究開発に取り組んでいます。特に、単なる除去・補修技術に留まらず、(1) 補修として意味を持つ素地状態の科学的設計、(2) 長期耐久性を理論・数理で評価できる技術基盤の構築、(3) 施工成立を保証する動作・制御設計、(4) 現場で成立する自動メンテナンスシステムの創出、を柱とし、「現場で利用される技術」を学術的裏付けとともに創出していきます。基礎現象の解明から社会実装までを一気通貫で取り組むことを特徴とし、研究成果は学術発信を通じた知の創出と、グループ会社・協業企業との連携による実装展開の両立を目指しています。

募集背景

当研究グループでは、インフラ構造物の鋼材メンテナンスを対象に、レーザ素地調整技術および施工自動化技術の研究開発を推進してきました。現在、素地状態設計の高度化や長期耐久性評価の理論化、施工成立保証技術の強化など、技術体系を一段深化させるフェーズに入っています。これに伴い、各専門分野において中核を担う研究者を募集します。これに伴い、各専門分野において中核を担う研究者を募集します。基礎現象の解明にとどまらず、理論化・一般化を通じて技術を社会実装へと展開していくとともに、事業貢献と学術的価値創出の両立を志向し、専門分野を深めながら研究を推進していく意欲を有する方を歓迎します。

業務内容

当研究グループでは、レーザ素地調整技術を中核とし、インフラ構造物の鋼材補修における高品質化および施工自動化を推進しています。これまで実装を通じて蓄積してきた知見を、より普遍的かつ再現性ある技術基盤へ発展させるため、金属表面状態の科学的理解と評価・推定技術の高度化に取り組んでいます。本ポジションでは、レーザ処理によって形成される金属表面状態を対象に、それぞれの専門性を活かした研究開発を担っていただきます。

ラボ環境において金属表面の化学状態や微細構造を精緻に評価し、素地調整条件と表面機能との関係を科学的に明らかにする役割を担っていただきます。具体的には、

・XPS、AES等による化学結合状態の解析

・SEM/EDSによる酸化物層厚みおよび微細構造評価

・塩分残存量と腐食挙動の相関評価

・表面エネルギー測定と塗膜密着性の関係整理

・処理条件と形成表面状態の再現性検証などを通じて、表面状態と耐久性の関係を科学的に整理し、素地調整技術の理論的基盤構築に貢献していただきます。専門性を深めながら学術的価値創出を志向し、将来的には当該分野における研究の中核を担う存在となることを期待しています。

得られる経験、スキル

本ポジションでは、専門分野を深めながら、学術的価値と事業的価値の両立を志向した研究推進力を身につけることができます。自ら課題設定を行い、仮説立案から検証まで一気通貫で取り組む経験を積むことが可能です。

原理で説明する力をつけます。

・金属表面状態を多角的に解析し、材料特性と耐久性を結びつけて理解する力

・実験データを基に物理化学的妥当性を整理し、現象を原理的に説明する力

・評価結果を設計指針へ接続する思考力

・学術的議論に耐えうる材料評価能力

一緒に働くチーム構成、業務環境など

私たちのチームでは、材料科学、腐食科学、光学、センシング、ロボティクス、制御工学など、異なる専門性を持つ研究者が連携しながら研究開発を進めています。基礎現象の解明から実証実験、さらには現場適用検討までを一気通貫で行うことを特徴としており、研究テーマは学術的深化と事業実装の両立を前提に設計されています。社内外の研究機関・事業会社との共同研究や技術議論の機会も多く、専門性を深めながら分野横断的な視点を養うことができます。

求めるスキル(必須要件)

材料科学、表面科学、固体化学等の研究経験

XPS、SEM、EDS等を用いた表面分析経験

研究テーマを主体的に推進した経験(博士または同等レベル)

実験データを基に物理・化学的考察ができる能力

求めるスキル(歓迎要件)

腐食試験・耐久評価の経験

表面エネルギー評価、界面評価の経験

国際会議・論文発表実績

異分野研究者との共同研究経験

給与

例:600~1,100万円

賞与:年2回(6月・12月)

初年度の具体額は選考を通じて決定し、入社後は業績・評価によって変動します。その他、35歳まで住宅補助費(年間50~60万円)を支給します。

福利厚生

ライフスタイルに合わせて福利厚生メニューを選択可能なカフェテリアプランを採用しています。宿泊施設利用、アミューズメント施設利用をはじめ、健康増進(人間ドックなど)や財産形成(社員持株会、財形貯蓄、企業型確定拠出年金など)、住宅関係(住宅補助費、住宅ローン利子補給など)、育児・介護などの多彩なジャンルにわたりメニューを用意しています。

研修・キャリアアップ制度

博士号取得支援制度(3年間で上限575万円支給)、海外研修(大学・研究機関派遣)、NTTグループ企業との交流、国内/海外MOT研修、自己啓発支援制度(専門知識・マネジメント・語学等)等

勤務地

NTT厚木研究開発センタ

リモートワーク実施率 ~20%

(ただし、業務内容による)

勤務時間

原則としてスーパーフレックスタイム制または裁量労働制

諸手当

裁量研究開発手当、住宅補助費、子育て・介護手当など

加入保険等

健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 等

試用期間

なし

受動喫煙対策

屋内原則禁煙

経験者採用比率

正規雇用労働者の経験者採用比率(新卒を含む全採用者数に対する比率)

・2023年度:46%

・2024年度:45%

・2025年度:37%

※労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の公表

公表日:2026年4月1日

応募方法

3年以上の職務経歴(※)をお持ちの方は、ページ下部の「応募」ボタンから下記の情報をお送りください。

(※)企業、大学、研究機関などにおける研究職またはエンジニア職が対象です。任期付き(有期雇用)の教員・研究員、学振PDも含みます。学振DC、在学中のRA/TA、その他在学中の奨学金的な性格を有する研究員は含まれません。

・これまでのご研究内容(または携わってこられた開発案件の概要)

・これまでの研究開発歴(論文、特許、学会・イベントでの発表などリストを含む)

・弊社に入社後、担当したい研究開発内容など

・ご本人履歴書

代表的な論文等をお送りいただく場合も、郵送ではなく応募ページからご登録お願いいたします。上記資料をもとに書類審査させていただきます。書類審査を通過された方には、76週間以内に次の選考に向けたご連絡をさせていただきます。

尚、お送りいただいた応募書類はご返却いたしませんのであらかじめご了承ください。また、応募書類は所定の期間経過後に適切な方法で廃棄し、以後弊社にて個人情報を保管、取り扱うことはございません。